- 住所
- 〒760-0080高松市木太町1868-2谷口ビル1階
- 電話番号
- 087-836-9270
初診時(2017/6/24)
左股関節に痛みがあり、歩いても痛みがある状態でした。
骨盤も揃っていない感じがするとのこと。
まずは視診。立位の時、左側の骨盤が上がり大腿骨は、やや内転していました。
ここで考えられることは、左側の殿筋群や股関節周辺(大腿四頭筋腱)の収縮により左側の骨盤が上がっている可能性が高い。
これらを考慮して仰向けになってもらいます。
仰向け(上向き)で寝てもらうと、やはり左足が内転位にきており股関節内転が確認できました。
そして触診。左股関節の内転は確認できたのですが、ここだけをに施術をしても良くならないケースが多いです。なぜなら、股関節が内転するにも理由があるからです。人によって個人差はあるのですが、この方は脛骨(膝下の骨)も内転しており、距腿関節(足首の関節)も硬くなり外転しにくい(足首が外へ開きにくい)状態でした。
大腿四頭筋腱の張りは右足よりも左足の方がややこわばりがあります。殿筋群の張りも左右差があります。
股関節は球関節になっていて人間のカラダの中でもいろんな方向へ動くとても大切な関節です。関連している筋肉も多く主には腸腰筋、梨状筋、大腿四頭筋と繋がって動きます。
当院では直接的なアプローチもとても大切なことだと考えていますが、そうなった原因をみつけないとまた同じように股関節に痛みがでる可能性が高いと考えていますので、今回は脛骨と距腿関節をメインに殿筋群、大腿四頭筋の調整をしていきました。
施術後、足首も外へ開くようになり、膝から下も外転できるようになりましたので、立位で確認すると骨盤の高さ、股関節の痛みは10→2くらいまで軽減されていました。このように股関節だけにとらわれず全体のバランス、どこに原因があるのかを判別していくことが根本的な改善に繋がると考えます。
そして硬くなってしまっていた足首や膝下の脛骨はまた日常生活を送ることで戻りやすくなっているので、戻りにくくするため、常に良い状態をキープしてもらえるようにケアをしています。
【補足】
股関節痛を起こす原因は人それぞれ違います。
この方の場合は稀なケースです。通常は股関節が外転していることが多く脛骨も外転していることが多くあります。ですので問題をどう判別するかが一番重要になってきます。きちんと判別できれば問題解決まで、導けます。放っておかないでください。放っておくと変形性股関節症になるリスクがグンと高くなります。なってしまってから落ち込むよりも、早く対処することで日常生活や仕事、趣味などいろんな場面で楽しめ、違った景色が見えてきます。
□歩き方が変と言われたことがある
□股関節に違和感がある
など気になる方はご相談ください。
きっと力になります。なってにせます!
股関節痛でお悩みの方は高松市の整体・カイロプラクティックケア木太院まで。